Published by michiya on 22 5 月 2011
GT-Rを治そう。
ここ何日かあつい!真夏日ですね。 そして今日は雨・・・
体調崩さないようがんばりましょう。
とりあえず外で、汚い外装、車体下、油まみれのエンジンルームをざっと洗い流し工場内へ移動しました。
4WDの車両は手で押すのも大変。人力とクランキングでなんとか移動成功です。
各部取り外されているパーツ、センサーを片っ端からチェックしていきます。
在庫で持っている部品と新たに購入する部品のチェックリストを作り概算をみつもり・・・・・
結構お金かかるなぁ・・(T_T)
部品取りの平成元年式R32タイプMからねこぞぎ剥ぎ取ります。タイプMあってホントにたすかった。
RB20系との共通部品って意外と多いんです。
タペットカバーを空ける前にコンプレッションゲージで圧縮力を確認。
な~んて思っていたのもつかの間。1番シリンダー以外全部ばらばら。7.9~10.5くらいまで。
でも一番低いところも見ても僕の中では許容範囲内だったのでこのまま続行。
なんだかあまり見ない症状だな、
とりあえずエンジン降ろさずに車載のままシリンダーヘッドだけを降ろすことにしました。
GTRのエンジンRB26はカムシャフトを組んだままでもヘッドを降ろせる仕組みになっております。
しかし問題発生。
RB26のお得意クランクプーリーが異常にかたい!
普通のプーリープラーでは取れないことはわかっていたんですがフルパワーで外そうとして結果、
プーラーがこわれました (;_;) やっぱりなって感じです。もう夜中だし、仕方なく作っちゃいました
SKステレスをフライスで加工し、ボルトはSS系のステンレス!これなら絶対いける!
SKステンレスはホントに硬いです。タップを彫るのも一苦労でした。
プーラーを作る時間が2時間。装着して取り外しまで2分です。
EX周り、インテーク周りからばらし、半日がかりで降ろしました。
ヘッドガスケットはHKSのメタル。その他HKS商品満載で組まれていました。
よっぽどすきなんですかね。 もしくはこのエンジンを組んだ車屋さんは
HKSの代理店とかだったんでしょうね。
ヘッド降ろしている間の写真が一枚もない・・・
夢中になっちゃうと写真なんか撮ってる余裕なくなっちゃうんです。すみません。
かなり端折った形になりますが次回はちょっときれいになったエンジンルームをご紹介できるかな。